ゴールデンウィークをはさんだので久しぶりとなりましたが、「しゃべりたくなる英語クラブSOJI」が開催されました。
今回の前半は、Mr.Ozawaによる“Mikke!”
O「I found a plane.」
子「え?プレーンって何?」
O「I found a silver plane.」
子「え?シルバー?シルバーって何?」
子「シルバーって、たしか銀色」
子「銀色って、これ?」
O「No , no!」
O「The Plane will fly.」
子「フライ?飛ぶ? 分かった!飛行機!」
O「Good job!」
英語ヒントクイズを何度かやった子どもたちは、最後には、
子「あ〜、楽しかった!」
と言って前半を終わりました。
後半は、英語劇。
久しぶりということもあって、みんなで演じてみました。
台本を見ながらでしたが、子どもたちは情感たっぷりに英語劇を演じました。
「ねぇ、朝のところはこのくらいにして、午後の学校から帰ってくるところを作らない?」
「うん。そだねぇ。」
お!どうやら、英語劇の「朝の場面」は出来上がったようです。
そう。学びを進める主体は子どもたちなのです。これまで、ずっとそうやって学習を進めてきましたから、子どもたちは私達講師の方を見向きもしません。
自分たちが良いと一致したら、それで良いのです。万が一、学びが足りなかったら、後で引き返して戻れば良いのです。
そして、講師の私達は、子どもたちを見守っています。
今日は子どもたちにこんなやりとりがありました。
A「ねぇ、Bちゃんは、どっちがいいと思う?」
B「う〜ん、どっちでもいい」
C「ねぇ、どっちでもいいっていうのはさ、自分で学んでいるってことにならないと思うんだよね」
A「確かに…。でもさ、私も今までずっと『どっちでもいい』って人だったから、ちゃんと学んでなかったのかも」
C「Bちゃんはどっちがいいと思う?」
A「私はAちゃんが言った意見がいいと思う」
松浦「おぉ!君たち、すごい会話をしているねぇ。」
私は、一番年下のBちゃんには厳しい要求かと思いましたが、それを一番年上のAちゃんが和らげてあげて、Cちゃんがもう一度Bちゃんに答えを促し、そして、Bちゃんは年上のCちゃんのアドバイスを受入れて自分の考えを表明しました。
私は「すごい会話をしているね」と抑えるに留めました。
どうすれば、子どもたちが主体的に、自分たちから進んで学び出すのか?その答えが「しゃべりたくなる英語クラブSOJI」にあると思うのです!